のん(能年玲奈)さんの復帰作とも言われるようになった映画「この世界の片隅に」が大好評です。
こうの史代さん原作のアニメーションです。
劇中にあった「傘」のやり取りの意味やその時食べた干し柿との関係は?
「柿の木問答」についても調査してみました。
では、まいりましょう!
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この世界の片隅にが大ヒット!のんさん復活?
片渕須直監督の長編アニメ映画「この世界の片隅に」が大ヒットしていますね。
主役のすずさんの声をのん(能年玲奈)さんが演じたことも話題になりました。
清水富美加さんが電撃引退した事務所と同じレプロエンタテインメントからの移籍後、ほぼ(まったく?)テレビで見かけなくなっていたのんさん。
その影響で、テレビやメディアで映画の宣伝活動がなかったという噂ですね。
しかし、ネットでの口コミだけで映画は大ヒット!
第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞するほどの大作となりましたね。
のんさんにとってあまちゃん以来の代表作となるのではないでしょうか。
LINEのCMにも起用されたので、今後の活躍が期待できそうですね。
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物語の中の「傘を一本持ってきたか」の意味 柿の木問答とは?
ほとんど知らない周作のもとへ嫁いだすずが、お嫁に行く前に、祖母のイトさんからアドバイスを受けていました。
「傘を一本持てきたか」と聞かれたら「はい、新なのを持ってきました」と答えるようにと。
さらに「さしてもええかいの?」と聞かれたら「はい」と答えるようにというもの。
その後、周作に「カサを持ってきとるかいの」と聞かれたすずが「新なのを」と答えると、傘で干し柿を取って食べました。
、、、え?どういうこと?ってなった人が多かったと思います。
調べてみたところ、昔は「柿の木問答」と言われる文化があったんですね。
初めての男女が特別な関係になる時に、定形の言葉のやりとりがあったのだそうです。
男性「あんたの家に柿の木はあるか?」
女性「あります」
この会話が、傘に置き換わったんですね。
そして
男性「よく実がなるか?」
女性「はい、たくさんなります」
男性「俺が上がってちぎってもいいか?」
女性「どうぞ」
といった会話をすることで、お互い了承したということになるようです。(諸説あり)
良く知らない土地やお家へ嫁いでいくのが当たり前だった時代ならではな文化ですね。
すずは、覚悟していたようですが、周作が照れたのか、傘で干し柿(ここは柿なんですね)を取ってしまったことで、緊張がほぐれたのではないでしょうか。
まとめ
映画「この世界の片隅に」が大ヒット
のんさんのテレビ復活も近い?
傘持ってきたかいの?は柿の木問答の応用
こうの史代さんの漫画は世界観も絵柄も好きです。
広島出身なので広島弁のキャラが良く描かれていますよね。(今回は舞台も完全に広島ですが)
「さんさん録」を久々に読み返してみたくなりました。
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